2012年3月13日
Magicc HPの立ち上げ会を、一橋大学の佐野書院で行いました。
Magicc自体は今後オープンなコミュニティとして発展させたいと思っていますが、まずは中核を固めようということで、プロジェクトの主旨に賛同してくれる、近しい人たちに集まってもらうことにしました。
九州や関西を含めいろんなところから来てくれました。ありがとうございます。半分くらい僕の大学院ゼミの同窓会になっていましたけど。
最初に僕から、このプロジェクトを進める背後にある思いや考えを発表しました。『一橋ビジネスレビュー』に書いたことをベースにした発表で、環境・エネルギー問題の解決を目指したグリーン産業の振興進める上で、経営学者のもつミクロの視点が重要になることをあらためて強調しました。
同時に、環境問題の解決やエネルギー問題の解決そのものには焦点をあてないこと(われわれは専門家でない)、政策提言を目的としながらも飽くまでも学術的な研究としての質を維持することなどを確認しました。
多くの若い人たちを巻き込んでいるので、このプロジェクトからきちんと学術的な業績が出ないと、長持ちしません。質の高い学術的論文を仕上げることと、影響ある政策提言を行うこととは、時として矛盾することもあるのですが、そこは、矛盾を克服しなければいけないと思っています。
みなさんよろしくお願いします。
(青島矢一)